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株式会社モノリクス

シッパー(発泡スチロール容器)

コラム
齋藤紀之(さいとう のりゆき)

齋藤紀之(さいとう のりゆき)

代表取締役社長 兼 物流機械アドバイザー
特技:レゴブロックとパワポを使ったアイデア機械の構想
趣味:剣道(息子と毎週通っています)

シッパー

 

発泡スチロールの特徴である断熱性・耐水性・緩衝性・軽量に優れたケース。生鮮食品、冷凍食品、などの搬送に幅広く使われます。

 

■シッパー(発泡スチロール容器)の原料・用途

 

【原料】
発泡スチロール(EPS)の原料は、中に発泡剤が入った直径1mm程度のポリスチレンの粒(ビーズ)です。この原料ビーズを蒸気で加熱し、膨らませて作ります。
発泡体のため製品全体(体積)の98%が空気でできており、石油製品の原料ビーズは、わずか2%しか使われていません。省資源性に大変優れます。

 

【用途】
大手の食品宅配システムなどの生鮮品、冷凍品の通い箱として、利用され物流の主役の一つになろうとしています。
また、水や氷にも強いことから水産業、水産加工業でも多く見られます。空ケースの重量は非常に軽い為、持ち運びも便利。

 

■シッパー(発泡スチロール容器)の善し悪し・効果

 

【善し悪し】
断熱性・耐水性・緩衝性・軽量より通い箱として利用されることが増えたことににより、ケースの管理、維持、搬送の難しさが、問題として挙げられます。滑り難に表面であるため搬送機器での搬送に注意が必要です。

また、新品から徐々に縮むことがあるので、自動搬送化する際の考慮配慮が、難しいところです。
素材が軽すぎることもあり、破片や蓋などが風で飛んで行き、静電気でセンサーなどに付着して誤動作を起こすなども度々起こる事象です。

 

【効果】
スチロールボックスの保冷効果は、発泡ビーズの融着性と蓋との密着性で決まります。インロー蓋で気密性を高めています。融着率の低いものは、隙間が空いているため熱が移動しやすく、ちょっとした衝撃でもぽろぽろと端が崩れたりします。しっかり融着しているものは、衝撃・耐久性にも優れています。

 

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