あなたの物流アドバイザー MONOLIX

株式会社モノリクス

物流のパラドクス 物流を取り巻く問題点

コラム
齋藤紀之(さいとう のりゆき)

齋藤紀之(さいとう のりゆき)

代表取締役社長 兼 物流機械アドバイザー
特技:レゴブロックとパワポを使ったアイデア機械の構想
趣味:剣道(息子と毎週通っています)

 

物流:物を運ぶ(流す)こと。

ここから⇒あそこに物を運ぶ。

 

  • 運ぶ時間が短ければ効率が良い。
  • 運ぶ場所:距離が短いほうが良い。
  • 少ない力で動かしたい。
  • お金は掛けたくない。
  • 揺れたり、衝撃を小さくしたい。
  • シンプルな機器で運びたい。
  • 人数は少ないほうが良い。
  • 危険な作業は嫌だ。

 

■物流を取り巻く問題点を可視化して見えてくること

 

物流を取り巻く問題点
物流を取り巻く問題点

 

物流を取り巻く問題点を図式化すると上記の通りです。

 

改善が進めば進めるほど無理・ムダが省かれ円が小さくなります。

物流改善の行き着く先は、円が小さくなり無くなることです。「物流が無くなる」事です。物流を究極に改善すると、動かさずして手元に届く。禅問答のような・・・。

 

そんな未来が既に、来はじめているのではないでしょうか。

 

手紙を送る。運ぶ。届く。 内容が、運ぶ対象だとすると、メールは実際のものを動かさずして運んでいますね。まだまだ、情報だけですが。

 

3Dプリンターは、情報を運ぶことで、実際のものが出来上がって来ます。この辺は、そろそろ未来が見えてきましたね。

究極の「動」は、「静」である。 皮肉なものですね。

 

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